こんにちは。長谷川です。
あっというまに11月も終わってしまいますね。
今年もあと1ヶ月で終わってしまうわけですが、色々とやり残したこと、気がかりなこと、進展させたいことetc・・・あれやこれやと頭に浮かんでしまい、なんとなく、気忙しく落ち着かない毎日です。
そこで今日は、離婚にまつわる数字を挙げて、淡々とお話したいと思います。
では第1問。世界52カ国の中で、1年間の人口千人あたりの離婚件数が一番多い国はどこだと思いますか?
1 イタリア
2 ロシア
3 韓国
・・・はい。正解は、2のロシアです。なんと、4.8件。
意外ですか?愛の国イタリアだと思われた方、結構いらっしゃいますか?しかし、イタリアは0.8件と、1件にも満たないようで、むしろ離婚件数は少ない方なようです。
ちなみに日本は、2.0件ということで、ちょうどロシアとイタリアの中間ぐらいの立ち位置のようです。(総務省統計局HP世界の統計より離婚率のデータを抜粋)
では第2問。日本における、結婚した人に対する離婚者の割合(離婚確率)は、何パーセントぐらいでしょうか?
1 10%
2 30%
3 50%
・・・はい。正解は、2の30%。結婚した人の約3割が離婚することになるわけですね・・・。
意外と多い?
因みにこの数字、40年前に比べると、4.5倍に増加しているそうです(厚生労働省調べ、2010年3月25日産経ニュースより抜粋)。
では第3問。離婚した人を職業別に見ると、最も多い組み合わせは次のどれでしょう。
1 夫 保安職 妻 サービス職
2 夫 サービス職 妻 農林漁業職
3 夫 専門職 妻 運輸・通信職
・・・はい。正解は3番。夫は専門職従事者が、妻は運輸・通信職従事者が、最も離婚率(有配偶者人口1000人に対する割合)が高いようです。
因みに、夫の1位は専門職ですが、2位はサービス職、3位は運輸・通信職という順序に、妻の1位は運輸・通信職、2位はサービス職、3位は管理職といった順序だそうです。
男女ともサービス職と運輸・通信職は、上位ランクイン。つまり、出会いが多くて浮気のチャンスが多いってこと?それともすれ違い生活になりやすいということ?
・・・色々想像してしまう・・・。(厚生労働省平成7年度人口動態職業・産業調査の結果より)
では第4問。離婚の原因(離婚を決意した原因)で最も多いものは何でしょうか。
1 性格が合わない
2 異性関係
3 生活費を渡してくれない
・・・はい。正解は1番。男女ともぶっちぎりで、「性格の不一致」が最も多い離婚原因のようです(平成10年最高裁判所事務総局「司法統計年報」より)。
要するに「嫌いだから」ということなんですかね・・・。
では第5問。離婚後の再婚率は、次のどれでしょうか。
1 男性 40% 女性70%
2 男性 75% 女性65%
3 男性 20% 女性35%
・・・はい。正解は2番。男女とも、7割が再婚するんですね・・・。
喉元過ぎれば?愛無くしては生きられない?(1995年国立社会保障・人口問題研究所の算定から引用)
それでは今日はこの辺で。
頭に浮かぶあれやこれや、あと1ヶ月でどのぐらい、落ち着くのでしょうか・・・。心身ともに慌ただしい1ヶ月になりそうです。
弁護士 長谷川桃