元矯正施設職員が刑事ブログに登場します。よろしくお願いします。

 ということでいきなり質問です。矯正と聞くと何を思い浮かべますか。
 歯科矯正?骨盤矯正?縮毛矯正?

 ここは刑事事件に関するブログです。ということで、矯正施設と言ったら刑務所・拘置所・少年院・鑑別所となります。
 場合によっては児童相談所等を含める場合があるようですが、ここでは、最初に挙げた刑務所等の施設について取り上げていきたいと思います。私は成人、少年の両方の施設で勤務した経験がありますが施設ごとに違いがあったりしますので、興味深いですよ!

 さて、皆さんは刑務所ってどんなところと聞かれると「犯罪者が収容されている暗くて怖いところ」というイメージがあるのではないでしょうか。私自身もこの世界で仕事を始めるまでは、犯罪者を収容する施設という漠然としたイメージしかありませんでした。

 犯罪を犯してしまった場合、怖い顔をした警察官に逮捕されます。その後の流れや手続きについては当事務所ホームページに書かれていますので、そちらをご参照ください。拘置所は刑が執行されるまでの身柄拘束中に収容される場所(拘置所に移送されないで警察署にいる場合もあります。)で、懲役〇年や禁固〇年と判決を言い渡され、刑が執行される人が収容されるのが刑務所です。
 刑が確定すると、大多数の人は刑務所に移送されます。しかし、専門的な技術(例えば、土木や溶接関係、調理師免許)を持っている人で、基準を満たしたほんの一部の人間は拘置所で受刑生活を送ることもあるんですよ。

 では、詳しく刑務所等について記載していきたいと思いますが、記載量が膨大になってしまいます。弁護士の先生のブログの合間にちょこちょこ更新していく予定ですので、ぜひ読んでみてください。

 もし刑事事件で弁護士をお探しの方は、刑事事件に強い弁護士や矯正施設での勤務経験がある事務員も在籍しておりますので、お気軽にご相談下さい。

元矯正職員