先日、弟がひとり娘を連れて遊びに来たのですが、いやあ、とにかく甘やかす…。

 とにかく弟は、一人娘が大好きで大変です(笑)。

 ちょっと心配ですねー。

 ボクたち夫婦に子どもはいませんが、もし子どもができてその子が女の子だったら、教育は女房に任せようと思っています。

 なぜなら、父性は幻想ですから…。

 誤解しないでください。育児を手伝わないということではありません。おしめを取り替えたり、幼稚園の送り向かいとか…、そういうのはちゃんとやります。

 ボクが言っているのは、教育は女房に任せるということです。育児は教育ではなくて、単なる作業ですから…。躾けもボクに言わせれば教育ではありません。教育の目的は、世界観を伝えることです。

 娘にカワイイぬいぐるみを与えれば喜ぶとは思います。お父さん好きになるかもしれません。でも、尊敬はされません。好きと尊敬は違います。

 娘が父親を尊敬するのは、その父親が男としての魅力があるときだけです。

 娘が大きくなったとき、さんざん可愛がってあげたのに、その恩を忘れて「キモい」と言い出すのはそのせいです。男としての魅力がないからキモいんです。

 そして、結婚制度にすがるダメな父親を見て育った娘は、小利口になり、男を上手く利用する術を学びます。
 そして、大きくなったら「私もそうしよう」ということになり、つまらない男を夫に選びます。

 繰り返しますが、父性は幻想です。

 お父さん、頑張ってください。