先日、小学生時代からの幼馴染みの友だちが急死しました。

 月に1回程度は一緒に飲みに行くほど親しくて、先月のタイ旅行も一緒に行ったくらいの仲なので、とてもショックです。

 別の友だちからの情報によると、自宅マンションの寝室で死亡していたそうです。

 まだ解剖していないので死因はわからないとか…。

 そう言えば、先月、彼と一緒に飲んでいたら一瞬気を失いそうになるということがありました。

 そいつは、「ヤバい…。もしかしてお迎えに来たのかな(笑)」なんて冗談まじりに語っていたので、

 ボクは、「何を馬鹿なことを言ってんだ。でも、意識障害があるようなら脳の虚血かもしれないから、いっぺん病院で診てもらったほうがいいぞ」と言いました。

 また、先月タイに行ったときにも、彼は、

 「疲れた。眠い…」と言って、ほとんどホテルで寝ていました。今思えば、傾眠傾向が出ていたのではないかという気がします。

 あのときに、もっと強く病院に行くことを薦めていればよかったと後悔してます。

 今回の友だちの急死は、ボクにとって大きなショックであると同時に、2つの教訓を得ました。

 1つは、少しでも体調がいつもと違う場合には、すぐ医者に診てもらうことです。急死したその友だちは、大きな病気をしたこともなく、どちらかと言えば健康な男だったので、早めに診てもらえば助かったかもしれません。解剖していないので確実なことはわかりませんが、脳梗塞であれば、発症前に診てもらうことで対処可能だったのではないかと思います。

 2つめは、一人暮らしの危険性です。例えば、脳梗塞や心筋梗塞を発症した場合、同居している家族がいれば、すぐに救急車で運んでもらい、一命をとりとめることもありえます。しかし、1人暮らしだと、ほぼ絶望的ではないでしょうか。ボクも今は1人暮らしなので、ちょっと恐くなりました。

 いずれにしても、ボクも決して若くはない。一度も大病を患ったことがないだけに油断しないようにしたいと思います。