アリババに登場していた「男依存症の女」は、仁科仁美さんと一色亜梨沙さんでした。
 もっとも、男依存症とはいえ、この2人はタイプ的に真逆です。

 仁科仁美さんは、この人は松方弘樹さんと仁科亜季子さんの娘さんですが、「男に尽くすタイプ」。けっこう美人だったので、こんな女性に尽くされたら男はたまらないでしょうね。具体的には、炊事洗濯はもちろんのこと、歯ブラシをしてあげたり靴下をはかせてあげたりするとか…。小遣いやお年玉もあげるようです。こんな女性がいたんですね。
 彼女の歴代の彼氏は、仕事を辞めてニート化するなど、”ダメ男”になっていくそうです。なので、番組では、「ニート製造器」と評されていました。でも、どうなんでしょうかねえ。女性に献身的に尽くされてダメになっていく男は、はじめから大したことない男だと思いますよ。元々一流の器を持った男が女に尽くされて三流化するとはにわかに信じがたい。
 彼女が採るべき対策は、男に尽くすことをやめることではなく、もっといい男(ルックスの話ではありません)を探し当てる眼力を磨くことだと思います。

 次の一色亜梨沙さん。この人はモデルさんだそうですが、「1人の男じゃ満足できないタイプ」で現在四股かけているそうです。4人の彼氏以外にもベンチに控えている男性が何人もいるとか…。
 しかも、この人の場合、ただの四股ではありません。彼氏が演じる役割に応じて4つの”枠”があるそうす。すなわち、かわいい枠、お金枠、肉体美枠、イケメン枠の4つです。彼女の言い分では、1人で完璧な男なんていない。だから、4人の男がそれぞれの長所でもって補っているわけです。
 うん、なんて頭の良い人だろう。
 番組では超”袋だたき”にあっていましたが、このような考え方をボクは支持します。会社もそうですよね。従業員の長所や得意分野に応じて、営業枠、経理枠、人事枠とかあるじゃないですか。複数の従業員がその長所で補い合って、平凡な人間の集団が巨人になるんです。彼女は、いわば、4人の男で不足部分を補い合わせながら、”完璧な男”を作り上げているんですよ。なかなかユニークな発想です。
 でも、恋愛はこれで大丈夫ですが、結婚という話になってくると面倒ですよ。1人の男性を選ばなければなりませんから。彼女、どんな妥協をするんですかね。