皆様こんにちは。弁護士の菊田です。
最近、某芸能人の大型カップルが離婚訴訟にまで至っているということで、ワイドショー等で騒ぎになっていますね。
当事者の言い分も食い違っているようで、真実がどうであるかはわかりませんが、このようなニュースを見る中で、「この裁判って傍聴とかできないの?」と思う方もおられるのではないかと思います。
実際のところ、訴訟が傍聴可能かというと、非公開にされてしまうこともありますが、基本的には傍聴可能です。
ただし、社会的に注目度の高い事件については、傍聴席のキャパシティーの都合上、並んで整理券を取得しないと傍聴できない、ということもままあります。
しかしながら、実際に傍聴をしても、訴訟の場においては、本人は出廷せず代理人のみが出廷する、話の内容は事前に提出された書面等について多少やりとりをするくらいであり何を言っているかわからない、といったケースも多いです。
そのため、傍聴をしても、よくわからず終わってしまったという方もいらっしゃるのではないかと思います。
もし傍聴をするのであれば、今までの訴訟の流れや裁判の進め方等についてある程度予習をした上で臨んだ方が、有意義なものになるのではないかと思います。