本日は、裁量労働制についてお話しようと思います。

 裁量労働制とは、簡単に言ってしまうと、何時間働いても「◯時間働いたとみなす」という制度です。中小企業経営者の方々の中には、裁量労働制と年俸制を組み合わせれば、残業代の心配をせずにたくさん働いてもらえそうだという誤解があるようで、最近、年俸制と共に、色々な会社で導入されているようです。

 しかし労働者に手厚い日本において、企業に都合の良いだけの制度が存在するはずがありません。そこで、裁量労働制で誤解がありそうな点について、少々触れてみようと思います。

 さて、裁量労働制には、専門業務型裁量労働制と企画業務型裁量労働制の2種類があります。しかし今回は、専門業務型裁量労働制についてお話しします。