弁護士 片山雅也

 

今回は、新株予約権についてご説明したいと思います。なお、本説明は全て非公開会社を前提としております。

 

(1) 新株予約権とは

そもそも新株予約権というのは、将来、株式会社の株式を取得することができる権利であって、その名の通り新株の予約です。新株予約権者は会社に対する債権者であって、その行使によって株主となります。

 

そのため、法的に整備する必要がある場面は、

①新株予約権それ自体の発行

②発行された新株予約権の取扱い

③新株予約権の行使に基づく株式の取得の3つの場面を想定することができます。

 

そこで、会社法では、これらの①から③を募集事項として規律し、②及び③を新株予約権の内容として規律しています。

 

当該募集事項(①から③まで)を要約して一部を抜粋すると、以下のようになります。

・新株予約権の内容

・新株予約権の数

・無償の場合は、その旨

・有償の場合は、その金額

・新株予約権の割当日等

 

開催中の企業セミナー情報はこちら