とはいっても、ウエイトの割には…という意味ですけど。
ボクは体重が５３キロしかありませんので、ウエルター級やミドル級のパンチ力なんてありません。逆に、ボクの体重でそんなパンチ力があったら殺人的です。同じくらいの体重のヤツをぶん殴ったら死んじゃいます。
ボクのパンチ力の鍛え方。
片側１キロのパワーリストをはめて、シャドー・ボクシング。但し、通常のシャドーとは違って、左ジャブ・右ストレートを１００回、左右のショート・フックを１００回、左右のアッパー１００回、左右のボディー・アッパーを１００回、規則正しくやります。
なぜかというと、パンチ力に必要な筋力をバランス良く鍛えたいからです。それぞれのパンチで負荷がかかる筋肉の部位が異なりますので。
これで、人をぶん殴るのに必要な筋力が効率よく鍛えられます（恐いですね～）。
片側１キロはあまり重くはありませんが、なぜもっと重い鉄アレイとかでやらないのかというと、重すぎると筋肉は発達するのですが、パンチのスピードが落ちるからです。
結局、パンチのスピードは筋肉の大きさではなく、筋肉の瞬発力ですから、ボクサーの場合は、スピード重視です。
要するに、ボディー・ビルダーのような腕になってしまうと、見かけの割にはパンチにスピードがなく、パンチ力も落ちてしまうんです。
そうはいっても、このトレーニング方法で、三角筋（肩の筋肉）はかなり大きくなります。ボクも体型の割には肩が大きいです。
また、フックでは肩のほかに広背筋（背中の筋肉）にも負荷がかかりますので、この部分も発達してきます。だから、ボクサーは、減量とかで痩せていても逆三角形なんです。
それと、サンドバッグ。これもパンチ力養成にかなり効果的だと言われています。
なので、ジムに行っても、サンドバッグ重視のトレーニングをしています。
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