こんにちは。弁護士法人ALGの岡本です。
本日のテーマは、弁護士に相談した方がいいのかな…と思っている方々に知っておいていただきたいことです。
弁護士に相談するなんて、なんだか大げさだわ、と思って、問題を見て見ぬふりして過ごしている人は、世の中にたくさんいるのではないでしょうか。そしてこのようにして一人で悶々として、結局何も進展なく…、というパターンに陥ります。
しかし、これは当然、自分のためになりません。
とくに気にしなければならないのが、世の中の手続きには、「期間」が定められていることが多いということです。
「時効」という言葉はきいたことがあると思います。例えば、お金を貸して、返済すべき時期から10年経過したら、それは「時効」にかかってしまい、借りた人が「10年経ったから時効。返済しない。」と主張できることになってしまいます。時効はたいてい年単位ですから、比較的長いと感じますが、それでも、何年も悩み続けている人もいます。
また、訴訟において控訴期間が二週間など、週や日単位で期間が定められていることもあります。
したがって弁護士に相談するのなら、「期間」があるということを気にしながら、早めに相談するべき、ということになるのです。
そしてもう一つ、考えておくべきは、資料の準備の時間も必要だ、ということです。
「あと5日で期間が切れる」という段階で相談にいらっしゃっても、やはり5日間でできることには限界があります。せっかく弁護士に依頼するなら、悔いは残したくないですよね。そのためにも、必要な資料を集める時間的余裕があったほうがよいです(かなり資料をそろえた、と自分で感じていても、弁護士の目から見ると、重要なところが脱落していたりします。)。
弁護士に相談するなんて大げさな、と考えたり、こんな請求どうせ通らないとあきらめたりして、時間が経過してしまうのはもったいないです。タイミングを逃さないように、早めに相談に来ていただきたいと思うのです。弁護士法人ALGでお待ちしています。