弁護士の山本です。今回から、こちら民事一般のブログにも記事を書かせていただくこととなりました。以後、よろしくお願いします。

さて、弁護士の仕事は、一般にはあまり身近なものではないでしょう。そのことに理由はあると思いますが、大きいのは費用の問題ではないかと思います。
健康保険制度の恩恵などで、一通りの診療を受けても極端に費用がかさまない医療の世界と違い、弁護士への依頼は費用すべてを依頼者が負担することとなります。それは、実際に結構な額となることが多いです。弁護士の力を借りたいと思っても、依頼まで踏み切れないことはあるかと思います。

ただ、弁護士も、どのような依頼であれ一律に高額の費用を請求するわけではありません。(もっとも、どの程度を高額と感じるかは、人それぞれでしょうが。)文書作成のみやリサーチ及び意見書、交渉、訴訟など、依頼内容に応じて費用も異なります。漠然とした印象では高額の費用を求められると構えていても、相談の結果、比較的手頃に利用できる方法を案内できることもあります。その結果、依頼者が求める結果を獲得できることもあるでしょう。

そのため、悶々と考え込んで徒に時間を経過させるよりは、一度相談をすることは一つの手です。状況の詳細を聞かせてもらうことで、ひょっとすると何か手頃な方法を案内できるかもしれません。それも、相談の効能だと思います。