東京弁護士会が発行しているLIBRAという雑誌の4月号に興味深い連載を見つけました。
タイトルは、「弁護士が狙われる時代ー弁護士業務妨害への対応」です。
この連載を担当しているのは、弁護士業務妨害特別委員会です。こんな委員会があるということは、弁護士の業務を妨害してくる輩が一定数いるということですよね。
4月号は、「ネット上の誹謗中傷による業務妨害」でした。インターネットの発達で、ネット上の誹謗中傷が増えているんだと思います。
そもそも、弁護士の業務を妨害してくるような連中の多くは、交渉・裁判の相手方の関係者のようです。本来であれば、相手方(敵側)から誹謗中傷されるということは、それだけ依頼者(味方側)のために頑張っている証拠なんですが、匿名性の高いインターネットでは、相手方(敵側)であることを明かさずに誹謗中傷を書き込むことができます。
敵側から誹謗中傷されるということは、私にとっては弁護士冥利なんですが、迷惑であることにかわりはありません。
業務妨害で困ったときには、弁護士会に相談してみてはいかがでしょう。
問い合わせ先は、
弁護士業務妨害対策センター 03(3581)2207
なお、名誉・信用毀損等で告訴を検討している場合の問い合わせ先は、
警視庁ハイテク犯罪対策総合センター 03(3431)8109
参考にしてください。