なぜなら、彼が大物だと分かったからです。
どうして大物なのか。それは彼が総理大臣を目指していることが分かったからです。
ではどうして総理大臣を目指すと大物だということになるのか。
総理大臣になろうとしているだけで大物だというのは短絡思考ではないか、という異論を唱える人もいるかもしれません。
しかし、人間の器は、野心や目標の大きさで決まるからです。
野心の大きさが大物の唯一の定義なのです。知っていましたか?
それ以外の要件は何もありません。たとえその人が人格破綻者であろうと変態であろうとドスケベであろうと、そんなことは大物の定義とは何の関係もないからです(橋下さんのことではありませんよ)。
ちなみに、総理大臣になりたい人には、2つのタイプがあります。
ひとつは、自民党や民主党に入党して、コツコツ積み上げて総理大臣を目指すタイプ。
もうひとつは、自分で政党を組織して、たった1回の選挙で過半数を制し、いっきに政権奪取を狙うタイプ。
前者はサラリーマン政治家です。これは総理大臣を目指しているという意味では確かに大物なのですが、平凡な大物です(平凡な大物ってなんだか形容矛盾ですね)。
これに対して、後者は非凡な大物です。実は、戦略を誤らなければ、後者の方が前者より簡単です。つまり、総理大臣になれる可能性が高いということです。ところが、多くの政治家はこのことを知りません。しょせんは、サラリーマン政治家ですから。
おそらく橋下さんは総理大臣になりますよ。実に痛快です。