うちの事務所からは、ボクを含め4名のパートナー弁護士が参加しました。
場所は、うちの事務所がよく使う”梅屋”という日本料理屋です。
約2時間くらいの会食でしたが、修習生が2人とも男性だったこともあり、女の話で盛り上がりました。
また、1人はラグビー経験者で、もう1人は”クラブマガ”というイスラエルの軍用格闘技を習っているということだったので、特に格闘技の話も盛り上がりました。
ラガーマンと格闘家が来年入所してくるわけですから頼もしいですよね。
そこで、彼ら2人が入所してきたら、うちの事務所に”ボクシング同好会”というサークルを作ろうということになりました。ボクとパートナーの片山がボクシングをやりますので、2人が参加すれば同好会のメンバーは4名になります。
事務所の近くには公園もありますので、ボクシングの練習をすることは十分可能です。
格闘技経験がある修習生は、身長が180センチとデカいので、彼にはお腹にプロテクターを付けてもらい、ボクがボディー・ブローをいれるという練習をすることで一応話がまとまっています。良い練習相手が見つかりました。
しかも、彼はイスラエルの軍用格闘技を習っており、護身術として使えるというではありませんか!最近は、弁護士も襲われる時代です。是非、ボクも習得したいという話になり、
「よし!じゃあオレが本物のナイフを持ってくるから、君はクラブマガの技でそれをかわしてみてくれ」とボクが言うと、その修習生は、
「えっ?ほ…本物のナイフでやるんですか?」と驚いた様子。
「当たり前じゃないか!だいたい、護身術なんてものは、本当に殺されるかもしれないという場面に直面しないと使い物にならん。道場と実践の場ではそもそも緊張感が違う。まあ、ケガをするかもしれないが、そうしないと強くはならない」とボクが言うと、隣りに座っていたパートナーが心配そうに、
「だ…代表、大丈夫ですか?明日、彼から内定を辞退したいという連絡が来るのではと心配ですが…」言うので、とりあえずクラブマガの練習は棚上げすることになりました。
とまあ、こんな具合に、物騒な話しばかりをしていたら、女性のパートナーが、
「代表、お仕事の話はしなくてもよろしいのでしょうか?」
と言うので、
「うん、そうだね。ところで、君たちはどんな仕事がしたいんだい?」
などと、採用面接とほぼ変わらない質問を2、3して仕事の話は終わりました。約10分程度でしたかね。
最後に、女性パートナーから一言、
「次回の修習生との会食では、女性が2人いますので、その時はもう少しお仕事の話をしたほうがいいと思います…」