バブル中の上海


中国弁護士、経営学博士 宋煒

先週、仕事関係で上海に入りました。時間は短いですが、バブル中の上海を

味わいました。

1.    建設ブーム。上海では年間で4本、5本単位の地下鉄が開通する記録をしています。移動するのは大変便利になっていますが、時に駅から出るときに酷い目にあうことがあります。提携先の弁護士事務所は駅の出口1のすぐ隣ですが、今回も記憶通りに出口1から上がった途端、びっくりしました。外は建築現場で、そこから目的地に移動するのは実は不可能です。仕方なくて別の出口に移動し、タクシーで移動しました。知り合いの先生からわけを聞いたところ、万博のために新しい地下鉄との合流用のホームを建築しているって。昨日、日本に戻るのは早朝便なので、念のため、わざわざ上海で社員教育定評が高いある上場会社のタクシーを利用しました。しかし、上海国際空港に移動した時、途中、また道路増設の現場と出会って仕方なく、別の道にシフトしました。ベテランの運転手さえ、上海の道路の建設事情がわからない程です。

2.    レストラン盛況。日曜日、上海にわざわざ来てくれた家族と一緒に外食に行きました。私は仕事関係で仕事終わって上海の家に戻ったときも午後四時になりました。家族の好みを聞いた後、直ちに家に近いレストランに電話入れました。
五時半ぐらい、10人位予約したいですけど、だいじょうぶですか。

すいません、もう予約いっぱいです。’’それでは何時ぐらい予約できますか。

九時以降は可能です。
300
名程度お客を収容できる広広としている店なのに予約さえ取れない盛況です。仕方なく、五時になって直ちに車を使って飲食街に移動ました。300メートルの道の両側は全部飲食店です。しかし、外から見てやや立派レベルの店ではほぼ全員満杯状態です。この時点になって、美食よりも、10人座れる場所さえ確保できれば、良いとわかってきました。

日曜の会食はトホホでした。謝罪として、食事後、家族全員を高級マッサージ店に連れてあげました。それでも一時間待たせました。

3.    不動産熱狂。今、上海など一級都市(1千万人口以上)では、不動産の価格の高騰は年間単位で計算ではなく、月毎で計算しています。先月より、このマンションの値段はなん%高くなったという話は良く聞きました。リーマンショックの後、一時的に落ち着いた不動産の価格は今2倍ぐらいなりました。

さすが怖い。

上海のバブルはこれからどうなるだろうか。エリート達は危機感を持っています。私の回りの金持ちの友たちも手持ちの不動産の処分を準備しています。転売のタイミングは難しい。人間の貪欲と戦うのはもっと難しい。