先週の金曜日に日本の上場企業の中国進出の商談がまとまりました。
 その席には、提携先の中国の法律事務所から中国人弁護士が3名同席していました。
 その商談の後、中国人弁護士と私たちの事務所で懇親会をやったんです。場所は、東京タワーの真下にある「豆腐屋うかい」です。

 この懇親会の会場をどこにするか、最初事務所内でも議論があり中華料理という案もあったんですが、せっかく日本に来られたわけですから日本料理の方がいいだろうという結論になりました。
 私の経験だと、中華料理は絶対中国の方がおいしいんです。日本に来た中国の人たちに「えせ中華料理」を食べてもらうのは失礼かと…。

 それで豆腐屋うかいを選んだんですが、あそこはお庭がとても豪華なんです。丹念に手入れされた日本庭園を眺めながら日本料理を堪能できます。しかも、東京タワーの真下にあるので立地も完璧です。外国人の人たちにはたまらないと思います。
 中国からきた3人の弁護士も喜んでくれていると思います。中華料理にしなくてよかった(笑)。

 中国と日本の間には不幸な歴史がありますが、同じアジア人同士共通点も多いという点で盛り上がりました。
 例えば、カラオケもプリクラも中国では流行しているとか。でも、アメリカでは違うんですね。私が何年か前にLAを訪ねたとき、カラオケもプリクラも流行っていませんでした。確かに、カラオケはありましたが、それはLAに滞在している日本人のためのもの。アメリカ人にとっては、カラオケは流行する娯楽ではなさそうです。
 ちなみに、カラオケやプリクラは、タイでも大流行していました。たぶん、アジア人共通の感性があるんでしょうね。

 でも、中国と日本の違いについて、中国人弁護士が面白い指摘をしていました。

 「中国は資本主義だけど、日本は社会主義だよ…」

 う~ん、言われてみると確かにそうかも。

 ちなみに、今までの自民党政権に比べて、民主党の鳩山さんは中国で評判がいいそうです。

 日中の過去の歴史はともかく、日中の友好関係が今後ますます強まっていくといいですよね。