1 民主党、衆議院の3分の2以上占める。

 今、テレビで衆議院議員選挙の選挙速報を観ています。
 民主党が過半数の議席を確保するだろうということは、大方の予想でしたが、まさか3分の2以上の議席を取るとは驚きました。

 ところで、今回のタイトルの「地滑り的勝利」という表現は、中曽根康弘さんが総理だったときに(確か、昭和62年頃だったと記憶していますが)、衆・参ダブル選挙の時に、衆議院で3分の2以上の議席を確保し、各紙の一面トップの見出しで躍った表現です。
 明日の朝刊でも、この「地滑り的勝利」という言葉が使われるのではないかと思います。

 さて、これで日本の政治は本当に変わるのでしょうか?

2 浮動票の凄さが証明された

 今回の選挙で、浮動票の凄さを痛感しました。
 そもそも、民主党には、政権の実績がありません。しかも、今回民主党に流れた票は、どう考えても麻生政権に対する批判票です。なぜかって、民主党には何の実績もないんですから。

 私自身、今回は政治に緊張感を与えるために、選挙区も比例区も民主党に1票を投じました。別に、民主党を支持しているわけではないのにです。
 同じような心理で投票行動を取った有権者も多かったのではないかと思います。

 さて、次の選挙が楽しみです。次回の選挙で勝利するのは、たぶん民主党ではないと思います。政権党には責任があります。公約を実行できないと、たちまち支持率が落ちると思います。
 そして、民主党は、けっこう実現困難な政策をマニフェストに掲げてしまっています。
 だから、民主党の支持率が下がることは今から予想できます。

 では、次の選挙ではどこが勝つんですかね。自民党には個人的にうんざりです。また、新党ブームが起こるんでしょうかね。