差押債権目録
金5,000,000円
但し、債務者が第三債務者に対して有する債務者と第三債務者の下記売買代金債権について、支払期日の早いものから頭書金額に満つるまで。
記
商品名 ×××××
数 量 ××××個
契約日 平成×年×月×日
納品日 平成×年×月×日
売買代金 金×××××円
この差押債権目録を見て分かるように、支払期日までは明らかにされる必要はありません。
しかし、商品名、数量、契約日、納品日を特定しなければなりません。取引先である第三債務者を特定するだけでは足りないのです。
債権者が、債務者とその取引先に関する情報をここまで入手するのはほとんどの場合、不可能です。
このような事情から、債権者が債務者の売掛金を差し押さえることが如何に難しいかがおわかりいただけると思います。