翻訳ソフトを開発しているMCL(京都市)が、法律の外国語訳データを組み込んだ翻訳ソフトの販売を始めました。

 クロスランゲージ(東京都新宿区)、東芝ソリューション(東京都港区)も、同様のソフトを販売しています。

 これらのソフトは、法律特有の表現をかなり正確に翻訳できるそうです。すごいですね。
 英語を使う弁護士にとっては、一般的に英文契約書の内容をチェックすることよりも、英文契約書のドラフティングのほうがレベルがずっと高いんです。
 だって、英作文のほうが英文読解より難しいですからね。

 ちなみに、MCLのソフトの一例をあげると、
 「~の限度において、~できる」という法律上の定型的文言に対し、複数の例文を提示してくれてこちらが選べます。

 ちなみに、法務省は、もっとも適切な法律の英訳を探せるようなデータベースを作成し、法律の日英対照分を今年の4月から、専用サイトにアップしているそうです。企業にも利用が広がっているとか。

 便利になりましたね。
 でも、これでますます英語を勉強するモチベーションが下がりました(笑)。