タイのオカマには、芸術作品と失敗作品があって、写真に写っているのはもちろん失敗作品です。後ろで踊っているオカマの方がボクの好みですが、足のたくましい筋肉をみると、やっぱり男です。
写真をお見せできないのが残念ですが、タイのオカマの芸術作品は本当にすごいですよ。本物の女性と全く区別がつきません。カラダのライン、おしりのかたち、しかも声までが女です。ちなみに、タイ人女性に「本物の女と区別ができるのか」ときいてみたところ、できないという回答がかえってきました。恐るべし…。
タイで女アソビをする男には、 lady boy の熱烈なファンが一定数おります。
客観的にはホモセクシャルなんですが、彼らの認識では女を求めているそうです。確かに、本物の女と見分けがつかない芸術作品の lady boy を求めるのは、外観が男であるゲイを求めるのとは、かなり心理的に隔たりがあると思います。
そんな彼らが、本物の女ではなく lady boy を求める理由は、 lady boy こそが究極の女だからだそうです。
美しく、しかも元は男なので男のツボをおさえている。いわば、理想の女性なんですね(笑)。
もしも、そんな lady boy が交通事故かなにかで記憶喪失になったら、たぶん彼女ら、いや彼らは自分を女だと主張するでしょう。
そうすると、彼らが男だということは、彼らの記憶の産物であるにすぎないことになります。男だったことを忘れれば女なんです。恐いですね。
次回タイに行った時には、芸術作品を見つけてみなさんにお見せしたいと思います。