今日、横浜にある花形ボクシングジムでスパーリング大会がありました。
八王子中屋ジムの選手も何人か出場していたので応援に行きました。
スパーリング大会とは、非公式のアマチュアボクシングの大会です。スパーリングとは言っても、勝敗を決めますので一応試合です。
でも、非公式なので、戦歴には残りません。
最近は、ボクシングも一般の人たちに普及してきたみたいで、小学生の部、中学生の部、オヤジの部、一般の部と分かれており、自分が該当するところに出場します。
ボクもオヤジの部で参加しようと思って申し込んだのですが、ジムの会長から”練習不足”ということで、出場を認めてもらえませんでした(笑)。
なので、応援する側になってしまいました。
今回は、選手としての出場はかないませんでしたが、とても参考になりました。
1R1分30秒で2R制でしたので、みんな全力で攻めてきます。
上級者はともかく、多くの選手はボクシングと言うよりは、ただの”ド突き合い”でした。
ディフェンス無視で、なりふり構わず、殴り合う…。多くの試合はそんな感じでした。
スパーリングとは言っても、一応勝敗がかかっているので、みんな必死なんですね。無我夢中なんです。
そこで、今後ボクがスパーリング大会に出る場合、どのような戦術を組み立てるべきか。
相手がちゃんとボクシングをしてくれるのであれば、ボクもボクシングをしようと思うのですが、問題は相手が”ド突き合い”を挑んできた場合です。
理想は、これを上手にディフェンス力でさばき、カウンターパンチを入れることですが、技術力に相当の差がないと上手くいきません。
さばききれないのに無理にさばこうとすると、防戦一方になり、却って相手のパンチを被弾してしまい、ダメージを受けます。
結局さばききれていないため、相手のパンチをたくさんもらい、ダメージも伴って、スタミナ温存もできません。
であれば、”ド突き合い”の土俵にこちらも乗ってやる!
これが基本的戦術だと思いました。
相手がボクシングではなくただの殴り合いをしたいのであれば、こちらもボクシングを放棄して殴り合いで挑む。
そうすれば、相手のパンチをたくさん被弾せずにすみますし、こちらの腕力が上まわっていれば、相手を防戦に追い込めます。
技術差がないのであれば、そうするより仕方がないと感じました。
ボクが学んだスパーリング大会の鉄則その1
「無理にさばこうとするな。さばけなければ、ド突き合いを挑むべし」