PC240232

  人は只  我がしたき事をせずして 

  いやと思ふことを仕るならば  分々躰々 全身をもつべし


 (訳) 人はただ、自分がしたいことをせず、
 いやだと思っていることに努力するならば、
 それぞれの身分に応じて身を全うすることができるものである。

 -武田信玄 『石水寺物語』