最近は、女性も男のルックスを重視するようになってきていると感じますが、イケメンはモテないって知ってましたか?

 これはあくまでもボクの観察力の問題ですが、イケメンはモテないと思います。同様の理由で美女もモテません。

 意外だと思う人もいるかもしれませんが、本当にそうなんです。ボクの見解の正しさをこれから論証したいと思います。

 まずはじめに、”モテる”という概念を正確に定義しておく必要があります。”モテる”とは、「異性から密かに関心を持たれている状態」を意味するのではありません。なぜなら、人の心の中は外部からは知り得ないからです。モテている状態を客観的に確認するためには、多くの女性から「あの人いいよね」などと噂されているとか、外部から知り得る状態で支持されていることが要件になってくると思います。

 さて、このような状態を”モテる”と定義するならば、一番モテる男は”中の上”程度に位置づけられる男です。”中の上”とは、一応分類上はフツーのレベルなんですが、フツーの中では上の方、でもイケメンに分類できるかというと微妙、みたいなレベル感です。

 なぜこのような男がモテるのかというと、多くの女性にとって手が届きそうな現実感があると同時に、弄ばれるリスクも少ないからです。

 イケメンを狙うと、そもそも相手にしてもらえるのかという問題があると同時に、仮に相手にしてもらえても「そのうち捨てられるのが関の山」という大きなリスクに直面してしまいます。このようなリスクがあるから、イケメンは敬遠されてしまうわけです。

 ただ、イケメンの旨味は、多くの女性からはモテなくても、一部の女性からは支持される点です。そうです。一部の女性とは、”いい女”です。いい女は、遊ばれるリスクが最も少ないので、イケメンとつきあえる自信があるんですよね。
 男の立場としては、”多くのフツーの女性”からモテるよりも、”一部のいい女”から支持されたほうがいいですよね。
 やっぱり、イケメンは羨ましいなあ…。

 でも、ボクなんか、イケメンでないことに加えて、女性からもモテませんでしたから、中の上にも入らないことは明らかです。
 でも、そうか。ボクは既に結婚しているので、利害関係はありませんでした(笑)。

 独身の男性のみなさん、頑張ってください。