行動ではなく、あくまでも”ファッション”のレベルです。
軟派のファッションは、髪が長くて染めている。硬派は、短髪の黒髪でした。
ボクの場合は、地元の先輩が硬派なファッションを推奨していたのと、ボク自身、硬派なファッションのほうが好きだったので、いつも髪は短くて黒かったです。染めたり脱色したことはありませんでした。
あと、硬派のほうが女の子にモテやすいというメリットもあったように思います。基本的に、当時の女の子たちは、硬派という響きを好んでいたように感じます。
でも、ファッションのレベルとはいえ、硬派なファッションをしていると、行動も影響を受けてくるようです。
例えば、高校の体育祭とかで、知らない後輩の女の子たちから、「せんぱ~い、一緒に写真撮ってくださ~い」などと言われると、軟派なチャラ男であれば、
「うん、いいよ、でもせっかくだから写真だけじゃなくて、もっと楽しいことしない?」
などという展開になりそうなんですが、一応、学内で硬派という定評があったボクの場合は、
「写真ですか…。いいですよ。」などと、なぜか気取りが入り、後輩相手に敬語まで出てくる始末。
写真を撮った後も、チャラ男であれば、すかさず、
「ねえ、ねえ、電話番号教えて、教えて!」
という展開になるのに、ボクの場合は、写真撮っておしまい…。本当は、すっごく電話番号知りたかったのに…。
ということで、なかなかおいしい展開にならなかったんですよね。
今思えば、もったいないことしたなと後悔しています。
ところで、最近、軟派とか硬派とか、あまり言わなくなりましたよね。
むしろ、最近では、肉食系と草食系という分類のほうが一般的かも。
でも、この分類だと、硬派だったボクは、草食系に分類されることになりそうです。
そうだったのかあ…。ボクは草食系だったんですね。