ロンドンオリンピックも終わりましたが、日本はメダル・ラッシュで凄かったですね。

 ボクが個人的に関心を持っていたのは、ボクシングで出場していたミドル級の村田諒太選手です。金メダルを獲ったんですが、ボクシングで日本の選手が金メダルを獲るのは48年ぶりだそうです。ほぼ半世紀ですね。

 ちなみに、これは余談ですが、村田選手は身長182センチで、顔もチョーイケメン。おまけに奥様も大変美人な人だったので、とても絵になります。

 テレビを観ていたら、村田選手よりも先に帰国していた奥様がスタジオに呼ばれて生出演していました。おんな美人な奥様だったら、しばらく話題になりそうな予感がします。余談が長くなってしまいました。

 ところで、村田選手は、いくつものボクシングジムからプロ・デビューのスカウトをされているようです。なかには1億以上の契約金を提示しているジムもあるとか…。

 オリンピックは一応アマチュアのアスリートの大会という建前ですが、ボクシングの場合は、アマチュア選手といえども馬鹿にはできません。

 実は、プロ・ボクシングの世界チャンピオンには、アマチュア時代に優秀な戦績を残していた人がけっこう多いんです。

 例えば、元世界チャンピオンの鬼塚選手は高校チャンピオンでしたし、同じく元世界チャンピオンの辰吉選手もアマチュア時代に無敗の戦績を残しています。

 プロボクシングの試合は、せいぜい年に数回程度しか対戦カードが組まれないのに対して、アマチュアは試合が多いんです。アマチュア時代に100戦くらい経験している選手も珍しくない。だから、試合の場数が違う。プロボクシングの新人王決定戦でも、新人王になるのはたいがいアマチュア時代から豊富なボクシング経験がある選手です。いきなりプロデビューした選手とは経験値が違うんですね。

 だから、村田選手も世界を目指せる可能性は十分あると思うんです。

 しかも、村田選手の場合、オリンピックの選手ですから、外国人選手との対戦経験も豊富です。鬼塚選手は高校のインターハイで優勝経験がありますが、アマチュア時代の対戦相手は日本人だけです。
 この点からみても、村田選手は世界を目指せる素材だと思います。

 でも、マスコミの報道によると、村田選手はプロボクシングに転向する意思はないそうです。現在東洋大学の職員をしているそうですが、もったいない。個人的にはプロデビューして欲しいですね。
 あんなにハンサムで26歳という若さですから、きっと人気が出てボクシング・ブームが来るかもしれませんし…。