こんにちは。
 皆様ゴールデンウィークはどのように過ごされたでしょうか。今年のゴールデンウィークは、カレンダー上前半と後半に分断されていましたが、前半には関越自動車道の高速ツアーバスの重大な交通事故が発生し、後半には突風や落雷の荒れた天気で、全体的に荒れたゴールデンウィークだったように感じます。

 警察庁のまとめによれば、ゴールデンウィーク期間(4月28日~5月6日)中の全国の交通事故による死者数は、前年のゴールデンウィーク期間と比較すると19.6%減少して86人で、平成14年以降の最近10年間で死者数は最小だったということです。

 また、交通事故全体の発生件数は前年のゴールデンウィーク期間と比較すると13.8%減少して1万1436件、負傷者数は12.1%減少して1万4715人だったということです。なお、飲酒運転による交通事故は、46.7%の大幅減少で、72件でした。

 全体的に減少傾向にあったといっても、9日間で1万1000件以上の交通事故が発生しており、1日に1200件以上の交通事故が発生している計算になります。

 また、国土交通省から、「一生で事故に遭遇する人は、2人に1人」というユニークな資料も提供されています。これは、1年間の交通事故死傷者数:118万人(平成13年度警察庁発表)、日本の総人口:12,692万人(総務省統計資料)から、1年間で交通事故に遭遇する確率を118万人÷12,692万人=0.9%とした上、一生を80年と仮定して、一生(80年)で交通事故に遭遇する確率を53%と算出しています(詳しい計算方法が知りたい方は、国土交通省のホームページで検索してみてください。)。

 一生で交通事故に遭遇する確率の信ぴょう性はさておき、1日に1200件以上の交通事故が発生しているという事実からは、いつだれが、交通事故の加害者または被害者になってもおかしくないとはいえるでしょう。

 交通事故の被害者になったとき、保険屋さんとの交渉は、交通事故によるストレスを倍増させることが大半です。また、保険屋さんの圧倒的な経験、知識量に圧倒されて、こんなものかな、と示談してしまうことも多いと思います。
 厄介な交渉事は、専門家に任せてしまってみてはいかがでしょう。