弁護士  金 崎  浩 之


 みなさん、こんにちは。

 新聞などの報道でもご存知のとおり、ついにJALが法的整理に移行することになったようです。

 具体的には、来る1月19日、会社更生の申立てに及ぶ予定であるとか…。

 昨年の暮れごろ、JALが今話題の事業再生ADRの申請に及んだと報道にもありましたが、思った通り無理でしたね。
 私はこのブログでも、「JALは事業再生ADRに馴染まない」と書きましたが、数か月を待たずに断念です。

 それはそうですよね。事業再生ADRは、金融機関との交渉でリスケを手伝う手続き…。公的資金を注入しなければ救済できないのに、事業再生ADRで再建できるなんてちょっと考えられません。
 でも、事業再生ADRの利用の背景には、そもそもJALのメインバンクであるメガ・バンクが私的整理を希望していたという事情があったようです。法的整理だと、どうしても債権カットのボリュームが大きくなってしまう…。その点、私的整理であれば交渉次第ですからね。

 会社更生法の適用を申請するといっても、退職者に対する企業年金、膨大な余剰人員など、問題は山積みですよね。
 ちなみに、マイルは守られるようです。安心しました。私もJALのマイルがけっこうたまってますから(笑)。