弁護士 楠見 真理子
刑事事件において、示談ができるかどうか、これは極めて重要です。

起訴前であれば、示談の成立によって、起訴するか不起訴にするかに影響をしますし、起訴後であれば、実刑判決になるか、執行猶予付きの判決になるかに影響します。

この示談交渉ですが、事件が強姦や強制わいせつ、痴漢などの性犯罪になると、困難を極めます。

私自身、女性ですから、もし、自分が性犯罪の被害者になったら、そのことでどれだけ心身共に傷つくか、考えさせられますし、一生、トラウマになるのではないかとも感じます。

そこで、性犯罪における示談交渉は、極めて困難を極めます。

ここで、重要になるのは、示談交渉の経験豊富な弁護士の存在です。

性犯罪における被害者は、お金をもらって許せる気持ちになることはなかなか難しいです。実際、性犯罪で示談の成立に至らず、重い処分となるケースは多いです。

そこで、示談交渉を得意とする弁護士にお願いし、被害者の立場を理解しつつ、根気よく被害者と接し、示談を成立してもらうことが大切です。

近年、特に、強姦では顕著ですが、性犯罪に対する世間の目がより厳しくなり、判決が非常に厳しい事案が続出しています。

性犯罪を犯してしまったら、すぐに弁護士に依頼し、示談交渉を任せることが重要です。