弁護士 金﨑 浩之 

 弁護士ドットコムの刑事事件特集に広告を出稿することになりました。

 今日は一日、その原稿作成で忙しかったです。

 刑事事件は、ボクが弁護士登録したときから手がけていて、かなり実績があり自信もあります。
 ストーカーの事件で2度目の執行猶予を取ったり、放火の事件で精神鑑定を請求して心神耗弱の鑑定結果が出て異例の執行猶予も取りました。執行猶予中に傷害事件を起こしたという事件で、示談をまとめて不起訴にもちこんだこともあります。

 弁護士法人ALGの前身である法律事務所北斗時代、東京地裁八王子支部(現・立川支部)からも刑事事件の事件処理に関して信頼が厚かったのか、難しい事件ばかりやらされました(笑)。
 例えば、ストーカー事件とか、殺人、現住建造物放火とか…。ややこしい重大事件ばかりでした。
 1回の公判期日で結審されるような覚醒剤事犯とかはやった記憶がないです。もっとも、東京地裁の本庁ではたくさんやりましたが…。本庁では、裁判所の指名ではなく、弁護士が自分でやりたい事件を選べますから、どうしても簡単な覚醒剤事件を取っちゃうんですよね。

 あと、ボクの得意分野としては、やっぱり少年事件ですね。

 当時の東京家裁八王子支部の少年部では、審判官(裁判官)や家裁調査官の間で、ボクの名前はかなり知れ渡っていたと自負しています。
 少年院送致相当という意見が付された事件で、いくつも保護観察や試験監察に落とし込んだ経験があります。

 少年事件は、成人の刑事事件と比べれば、やりやすいですね。
 というのも、検察官が関与しないので、審判官も弁護士(付添人)の意見にけっこう耳を傾けてくれます。検察官の顔色を伺う必要がないんですね。
 たとえ調査官が少年院送致相当という意見を述べていても、調査官は家裁の職員なので言ってみれば身内だし、もっと言えば裁判官のほうが身分も上だし…。
 ということで、少年事件もけっこう得意分野なんです。

 刑事事件の分野でもどんどん実績を増やしていきたいと思います。

 よろしくお願いします。