小説のタイトルは忘れてしまいましたが、レイモンド・チャンドラーの小説の中に、こんな言葉が出てきます。


 「男は強くなければ生きていけない。優しくなければ生きている資格がない。」

 この「生きていけない」と「生きている資格がない」の違いはけっこう深いと思いました。

 後者の「生きている資格がない」というのは、男全般に対する世の中のニーズを語っているように思えます。特に女性(笑)。女性の多くは、男に優しさを求めますよね。

 でも、優しければ男として立派に生きていけるかは別問題です。

 最近、優しい男は多くなったと思うけど、逆に強い男が少なくなったように思いませんか?

 まあ、確かに男はみんな女にモテたいから、優しい男が増えるのも当然なんですけど、男が弱っちくなったために、生きていることがしんどそうな男をあちこちで見かけます。

 よく、「男の顔をたててくれる女性がいい」なんて言う男がいますが、男子たるもの、自分の顔くらい自分で立てるだけの”強さ”が欲しいです。