今日は、法律の話というよりも、交通事故により頸椎捻挫や腰椎捻挫等の怪我をされた皆様からどんな相談が多いかということについてお話したいと思います。
交通事故による受傷といっても、骨折等の重度のものから骨折には至らないものまで様々なものがありますが、特に、交通事故による頸椎捻挫や腰椎捻挫といったいわゆる「むちうち」などを患った方からお体の状態などを伺うと、頭痛や手のしびれ、あるいは首や腰が張ったような状態になったりすることが多いと言います。
また、そのような痛みは時期によって変動することも多く、冬場の寒い時期であったり、雨の日などは痛みが強くでるというご相談も多くあります。
そして、そのような皆様方から一番訴えの多いのは、痛みを訴えているのになかなか分かってもらえず、適切な治療が受けられないのではと不安になることが多いとのことでした。
むちうちの場合、レントゲンやMRIから痛みの原因が明らかに特定できるものであればよいのですが、そのような場合でないことも多く、そうすると保険会社の担当者の方なども被害者の方の訴えを軽視することが多いようにも思います。
弁護士の仕事は、そのような目に見えない「痛み」を時に説明したり、時に、医師の先生に検査していただいたりするなどして、なんとか痛みで苦しんでいる被害者の方の痛みを正当に評価してもらうことに尽きるのではないかと常々考えております。
ですので、なかなか痛みを分かってもらえず不安な思いをされている方がいらっしゃいましたら、お気軽に弊所までご相談下さい。