肺癌

肺癌の症状

・肺野→胸部X線、肺門部→咯痰細胞診、気管支検査
胸痛、呼吸困難、発熱、全身倦怠感、体重減少、ばち指、反回神経麻痺による嗄声、上大静脈症候群、Horner症候群

診断の流れ

①症状(咳、呼吸困難、体重減少、痰、血痰、胸痛)

②スクリーニング(胸部X線検査、胸部CT、MRI)
 →肺腫瘍の疑い

③局在診断(咯痰細胞診、気管支鏡検査、気管支内視鏡下生検、胸腔鏡検査)
 →肺腫瘍と診断

④全身検査(胸部・腹部のCT,頭部のMRI、PETCT、腫瘍マーカー)
 腫瘍マーカー(CA-19-9,CYFRA21,NSE、Pro-GRP,CEA,SLX,SCC)
 ⇒病期分類
 →治療

病期

-TNM分類(肺)-

1 T因子

①定義:原発腫瘍の状態と隣接臓器への浸潤の有無による。
②分類
T1:細胞の主径≦3㎝
T2:腫瘍の主径>3㎝、主気管支への進展が気管分岐部から<2㎝、臓側胸膜への浸潤、部分的な無気肺
T3:胸壁・横隔膜・心膜・従隔胸膜への浸潤、主気管支への進展が気管分岐部から≧2㎝、一側全肺の無気肺
T4:従隔・心臓・大血管・気管分岐部・気管・食道・椎骨への浸潤、同一肺葉内の複数の腫瘍結節、悪性滲出液

2 N因子

①定義:肺門・従隔・鎖骨上リンパ節への転移の有無による。
②分類
N1:同側気管支周囲、同側肺門
N2:同側従隔、気管分岐部
N3:対側従隔又は肺門、斜角筋前又は鎖骨上

3 M因子

①定義:遠隔臓器への転移の有無による。
②分類
M1:遠隔転移、複数の肺葉の腫瘍結節

例えば、T4又はN3であれば、ⅢB期となる。

 ・ⅢB期の治療
 ・全身状態良好→放射線療法、化学療法
 ・全身状態不良→放射線療法
 ・悪性胸水貯留例、対側肺門リンパ節腫大例→化学療法