卵巣腫瘍

診断

・良性・悪性の鑑別が需要
・超音波断層法、CT,MRI→嚢胞性か充実性か、単房性か多房性か、壁在結節や乳頭状構造、隔壁の不整肥厚が鑑別のポイント
 CA-125 →高値か(表層上皮性卵巣癌)

表層上皮性・間質性腫瘍

・良性腫瘍
・境界悪性腫瘍
・悪性腫瘍(卵巣癌)
 →漿液性腺癌、粘液性腺癌、類内膜腺癌、明細胞腺癌
 好発:50代
 手術でなるべく腫瘍を摘出し、残存腫瘍を1㎝以下にすることが予後を左右する

病期

Ⅰ期卵巣内限局発育
Ⅱ期腫瘍が一側又は両側の卵巣に存在し、さらに骨盤内への進展を認める
Ⅲ期腫瘍が一側又は両側の卵巣に存在し、さらに骨盤外の腹膜播種ならびに/あるいは後腹膜又は鼠径部のリンパ節移転を認めるもの。また腫瘍は小骨盤に限定されているが、小腸や大網に組織学的移転を認めるものや、肝表面への移転が認められるもの。
Ⅲaリンパ節移転陰性で腫瘍は肉眼的に小骨盤に限定しているが、腹膜表面に顕微鏡的播種を認めるもの
Ⅲbリンパ節移転陰性で、組織学的に確認された直径2㎝以下の腹腔内播種を認めるもの
Ⅲc直径2㎝を超える腹腔内播種ならびに/あるいは後腹膜又は鼠径リンパ節に移転の認められるもの
Ⅳ期腫瘍が一側又は両側の卵巣に存在し、遠隔移転を伴うもの胸水の存在により、Ⅳ期とする場合には、胸水中に悪性細胞を認めなければならない。また、肝実質への移転はⅣ期とする。

治療

・手術療法⇒切除
・化学療法

病気別治療

・Ⅰ期・Ⅱ期
 切除する方法

・Ⅲ期・Ⅳ期
 癌移転が広範囲にあるため、手術によって完全に手術することができない。
 全身状態が耐えられるなら、できる限り、多くの癌を切除する。
 手術前の検査によって、開腹しても切除は難しいと予測される場合は、まず、化学療法を行って癌を縮小させてから手術する。