弁護士法人ALG&Associates

弁護士  金﨑 浩之


抗菌薬の基礎(総論)



   PK-PD理論

・組織移行性と薬理作用

重要-どんなに効く薬でも、感染臓器に届かなければ意味がない!

   ※VCMは、組織移行性悪い!薬理作用(抗菌力)もイマイチ!                

   ・参考:抗MRSA薬の組織移行性

       投与時の血中濃度を100とした場合の平均組織中濃度の割合

            肺    骨   骨髄  筋肉  脳脊髄液

      VCM    17%     13%       18%       30%          18%

      TEIC         80%     55%       10%      40%           10%

      LZD          415%    54%      160%     85%           73%

   ・組織移行性とバイオフィルム(BF

なぜ、インプラントにBFが形成されると、難治性になるのか?

   濃度依存性と時間依存性

・時間依存性の抗菌薬は多い(VCMも同様)



   相乗効果と減殺効果

  

   MIC=最小発育阻止濃度

・耐性株の判断の基準となる

・感受性と耐性の差は、ある意味相対的→低感受性、中等度感受性など。

 感受性テスト-感受性あり。但し、低感受性のコメント付記



   耐性菌とは

・ヘテロ耐性株とは何か?

 106乗の細菌集団に1個の細菌株が耐性獲得→ヘテロ

 耐性株が支配的→耐性菌

・ペニシリン耐性肺炎球菌→但し、肺炎と髄膜炎とでは事情が異なる。

 バンコマイシン耐性腸球菌(=E.faecium

 キノロン耐性大腸菌→尿路感染症とキノロン

 多剤耐性緑膿菌

MRSAとは、何に対して耐性なのか?



   抗菌薬治療の基本的な考え方

empiric therapyde-escalation

 検体採取→広域(但しempiric)→検査結果(=原因菌同定)→狭域