1 はじめに

 東京女子医大のプロポフォール事件も投与量が問題となっているようですので、この機会に小児薬の投与量の計算方法を紹介します。

 様々な計算方法があり、医療水準として確立しているとは言い難いようです。

2 具体例の紹介

①年齢による計算法

・Young式: 年齢/(年齢+12)×成人薬量
・AugsbergerⅡ式: (年齢×4+12)/100×成人薬量
・Dilling式: 年齢/20×成人薬量
・Fried式: 月齢/150×成人薬量

②体重による計算法

・Hamburger式: 体重〔㎏〕/70×成人薬量
・AugsbergerⅠ式: (体重〔㎏〕×1.5+10)/100×成人薬量

③体表面積による計算法

・lenart式: (年齢×2+体重〔㎏〕+12)/100×成人薬量
・Crawford式: 成人薬量×体表面積〔㎡〕/1.73

・Von Harnacの表

   未熟児  新生児  1/2歳   1歳   3歳  7.5歳   12歳   成人
   1/10 1/8 1/5 1/4 1/3 1/2 2/3 1

・Ivady&Dirner式

 5歳以下: (体重〔㎏〕×2+5)/100×成人薬量
 6歳以上: (体重〔㎏〕+30)/100×成人薬量

参考文献

・大橋京一ほか編「疾患からみた臨床薬理学」(じほう社)