充填目的の生体内埋入異物

吸収性

ヒアルロン酸、コラーゲン等

非吸収性

シリコンプロテーゼ、シリコンバッグ等

非吸収性異物の危険性

シリコンプロテーゼ

固形であるため安定しているが、いったん異物反応を来たすと、皮膚潰瘍や瘻孔を生じ抜去せざるを得なくなる。

乳房異物

 乳癌の合併については、異物との因果関係の証明はなく偶発的とされるが、問題は異物肉芽腫の硬結と紛らわしいために早期発見が遅れること。

 特にシリコン系異物がX線非透過性であるため腫瘍の陰影が隠されることも原因となる。また、異物の皮膚浸潤があれば皮膚や乳頭の一部切除もあり得る。

参考文献
形成外科Vol.48増刊号2005「美容医療・美容外科の基本」

弁護士 池田実佐子