初期症状は、「飛蚊症」、「視野の中で光が走る」など
これらは、硝子体が網膜から剥離したときに起こる
硝子体剥離が網膜の薄い周辺部で起こると、網膜に裂孔が出来ることも
網膜裂孔は放置すると網膜剥離に進展する

網膜剥離=網膜の最外層の網膜色素上皮と視細胞層との間が分離剥離した状態

視野狭窄から想定される病気

緑内障、網膜剥離、脳腫瘍など
網膜剥離の場合、視野の外側や下側に問題が生じることが多い(=不規則視野狭窄)

網膜剥離は2種類

① 裂孔原性網膜剥離(網膜裂孔を伴う)
② 裂孔原生網膜裂孔(網膜裂孔を伴わない)

多くの裂孔原性網膜剥離→いずれ網膜が完全に剥離して、失明に至ることも

片眼に網膜剥離が発症すれば、もう片方にも発症することが多い

治療法

強膜内陥術(強膜バックリング)

強膜にシリコンスポンジ、シリコンタオルなどの強膜プロンベを縫着して、剥離した網膜と網膜色素上皮の距離を短くする

気体注入術

硝子体腔内に気体(空気やSF6、C3F8等)を注入し、その浮力で網膜を持ち上げる方法。術後に網膜裂孔周囲にガスが接触するように体位制限を行う。気体は1週間から3、4週間は硝子体内にとどまる

硝子体手術

眼球内に器具を挿入し、網膜への硝子体牽引を防ぐ
硝子体手術後には、白内障の進行可能性というリスクがある

 

気体注入術→副作用として眼圧が上昇する
 →網膜中心動脈の動脈圧(60~70mmHg)を、眼圧が超えると、網膜中心動脈は閉塞する可能性
 →閉塞が100分以上で、失明に至る可能性があるとの研究がある
 ※気体は長期間留まるので、100分間というのは軽視することは出来ない

網膜中心動脈:眼球の後方から視神経の中央を走り、視神経乳頭を経由して網膜に分布