1 血圧の決定因子

方程式

血圧 = 心拍出量 × 抹消血管抵抗

心拍出量 = 心収縮力 × 循環血液量

したがって、

血圧 = (心収縮力×循環血液量) × 末梢血管抵抗

※末梢血管抵抗↑ = 細動脈収縮↑ 又は 細動脈肥圧↑

自律神経系

①交感神経↑ 

カテコラミン(アドレナリン・ノルアドレナリン)分泌 → 心収縮力 ↑
カテコラミン分泌→ 細動脈収縮↑ → 末梢血管抵抗↑

②副交感神経↑  

アセチルコリン分泌→ 心収縮力 ↓

RAA系

RAA系とは- レニン、アンジオテンシン、アルドステロン

①腎臓の糸球体装置が「レニン」という酵素を分泌
  ↓
②レニンが、血中の「アンジオテンシノーゲン」という物質を分解 → アンジオテンシンⅠ
  ↓
③「アンジオテンシン変換酵素」(ACE) アンジオテンシンⅠ → 「アンジオテンシンⅡ」
  ↓
④アンジオテンシンⅡが、副腎から「アルドステロン」というホルモンを分泌させる。
  ↓
⑤アルドステロン → 腎臓はNaを保持、Kを排出 → 水分摂取量↑
※腎臓がNaを保持すると、Naは塩分なので、これを薄めるため水分を求める
  ↓
⑥循環血液量↑

2 高血圧と降圧剤

①心収縮力↑を抑制
β遮断薬、Ca拮抗薬

②循環血液量↑を抑制
利尿薬

③末梢血管抵抗↑を抑制

・細動脈収縮↑を抑制
Ca拮抗薬、α遮断薬、ACE阻害薬、ARB

・細動脈肥圧↑を抑制
ACE阻害薬、ARB、Ca拮抗薬、α遮断薬