「多発性骨髄腫」

=長寿命形質細胞の腫瘍性疾患

●病型

症候性骨髄腫
=M蛋白3g/dL以上で臓器障害あり

無症候性骨髄腫
=M蛋白3g/dL以上で骨髄形質細胞10%以上だが臓器障害なし

MGUS
=M蛋白3g/dL未満で骨髄形質細胞10%未満、臓器障害なし

●主な症状

 多発性骨病変、高カルシウム血症、貧血、腎機能障害、易感染性

●治療

症候性骨髄腫・・・治療開始

無症候性骨髄腫・・・3~6カ月に1回ペースで経過観察

65歳以下で臓器障害なし・・・自家抹消血幹細胞移植を併用して高用量化学療法

65歳以上or臓器障害あり・・・標準量化学療法

●合併症予防

合併症に対する適切な治療も、延命に重要

以上

弁護士  池田 実佐子

*参考文献
山口徹ほか『今日の治療指針2010年版』医学書院、2010