弁護士 藤田大輔


(1)海綿状血管腫とは何か?

 海綿状血管腫とは、脳の中に血管の成分が混入する血管の奇形である。


(2)海綿状血管腫の症状

①頭痛

②痙攣発作

③脳内出血

④脳内出血に伴う言語障害

など。

脳幹部に発生すると、物が二重に見えたり、顔面麻痺、ふらつき、めまいなどが起こることが多い。

 無症状の場合は放置しても大丈夫である。


(3)海綿状血管腫の原因

  血管の奇形が原因である。


(4)診断方法

MRI検査でほとんどの場合診断できる。


(5)治療方法

無症状のもの、偶然に発見されたものは放置しても問題はない。

ただし、静脈性血管腫(静脈奇形)を伴う場合には、取り除く必要がある。


(6)裁判例

①山口地方裁判所岩国支部判決(平成15年3月31日)判タ1157号242頁

 ②高松地方裁判所判決(平成9年3月11日)判タ971号201頁


 ③大阪地方裁判所判決(平成13年9月28日)判例タ1095号197頁       
など。


以 上