(1)喉頭がんとは何か。

 喉頭がんとは、喉仏周辺に発生する悪性腫瘍であり、発生部位により声門上がん、声門がん、声門下がんに分類される。

発生頻度としては、声門がんが65%、声門上がんが30%を占める。

(2)喉頭がんの症状

声門がん

・嗄声
・喉の違和感
・(進行すると)呼吸困難が生じる。

声門上がん

・リンパ節の腫れ
・嚥下時の異物感
・(進行すると)呼吸困難が生じる。

声門下がん

・特に症状はない(発見が遅れることが多い)が、がんが大きくなると呼吸困難が生じる。

(3)喉頭がんの危険因子

喫煙、飲酒、熱い食べ物や辛い食べ物を好んで食すること。

など。

(4)喉頭がんの診断

①間接喉頭鏡検査
②直接喉頭鏡検査による生検
③内視鏡検査
④CT検査
⑤MRI検査

など。

(5)裁判例

①東京地方裁判所平成17年10月14日判決
②東京地方裁判所平成23年3月23日判決
③横浜地方裁判所平成22年1月20日判決
④東京高等裁判所平成24年3月14日判決

など。

以 上

弁護士 藤田大輔