①好発:40-60歳
②バッドで殴られたような突然の激しい頭痛
③悪心、嘔吐、意識障害、痙攣(頭蓋内圧亢進症状)
④項部硬直(髄膜刺激症状)
⑤頭部CT→鞍上部周囲にヒトデ型の高吸収域
などの所見→クモ膜下出血と診断

三大合併症

①再出血
②脳血管攣縮
③正常圧水頭症

治療(三大合併症を防ぐ)

①術前管理(再出血、脳ヘルニアを防ぐ)

 血圧管理、頭蓋内圧管理、鎮痛

②手術(再出血、脳血管攣縮を防ぐ)

 クリッピング術、コイル塞栓術

 ※72時間以降だと脳血管攣縮発生しやすくなるため、72時間以内の手術が望ましい

③術後管理(脳血管攣縮による脳虚血(脳梗塞)を防ぐ)

・開頭動脈瘤クリッピング術

 開頭し直接動脈瘤をクリップで挟んで止血する術式
 直接病変を治療する→確実性が高い、血腫の除去も可
 侵襲性が高い→重症患者、高齢者に不向き

 ⇒合併症

 頭蓋内出血、脳梗塞、手術による脳損傷

・動脈瘤コイル塞栓術

 血管内手術により脳動脈瘤を治療する低侵襲な治療法
 開頭せずに治療→重症患者、高齢者でも可、脳損傷リスク低、後遺症少
 D/N比が2未満、大型巨大、血栓化動脈瘤の場合は根治治療が難しい

判例:東京高裁H21.2.3
   過失、因果関係を否定
   但し、期待権侵害を認める