(1)敗血症とは

敗血症とは、全身性細菌感染を起こした結果生じる炎症反応である。

(2)敗血症の症状

①発熱

②低血圧

③錯乱

④(重症敗血症の場合)意識障害や乏尿、多臓器不全

⑤(敗血症性ショックの場合)難治性の低血圧、臓器低灌流

(3)敗血症の原因

 身体の免疫力が低下している場合などに身体に細菌(ブドウ球菌、グラム陰性菌、髄膜炎菌など)が侵入し、身体内で細菌の増殖を防ぐことができずに細菌が増殖することで起こる。

 血流乗って、様々な臓器へと細菌が運ばれ、感染が起こると、多臓器不全は発症する。

(4)敗血症の診断方法

 細菌への感染の他、次の①~④のうち2つ以上に該当する場合、敗血症であると診断できる。

①体温が38℃超または36℃未満、
②心拍数が90拍/分超、
③呼吸数が20回/分超、
④白血球数が12000/立方ミリメートル超または4000/立法ミリメートル未満

(5)敗血症の治療方法

 初期には広域抗菌薬を投与し、経過や原因菌特定により、狭域抗菌薬を投与する。

以 上

弁護士 藤田大輔