(1)大腸癌

 大腸癌とは、大腸(結腸、直腸)粘膜から発生する悪性腫瘍である。

(2)大腸癌の症状

① 下血
② 血便
③ 腹痛
④ 貧血
⑤ 腹部膨満感
⑥ 下痢と便秘を繰り返す
など。

(3)大腸癌の危険因子

① 肥満、牛・豚の赤身や加工肉の大量摂取、飲酒などの生活習慣
② 直系の親族に大腸癌患者がいるなどの家族歴
など。

(4)大腸癌の診断方法

大腸癌は、早期発見できれば治療により完治する可能性が高いので、早期発見が重要である。
① 便潜血検査
② 大腸内視鏡検査
③ 注腸造影検査
④ 腹部造影CT検査
⑤ MRI検査
⑥ PET検査
⑦ 腫瘍マーカー
など。

(5)大腸癌の治療方法

① 内視鏡治療(ポリペクトミー、粘膜切除術、粘膜下層剥離術)
② 外科的治療(腸管・リンパ節の切除、腹腔鏡手術)
③ 放射線療法(切除が難しい部位の癌に対し行われることがある。)

(6)関連裁判例

① 大阪地裁平成15年12月18日判決(判タ1183号265頁)
② 東京地裁平成4年1月30日判決(判タ779号235頁、判時1428号114頁)
③ 高松髙判平成22年2月25日判決(判時2086号53頁)
など。

弁護士 藤田 大輔