口蓋癌

口蓋(口の上顎側)にできる癌

症状

初期:痛みを伴わない
   潰瘍やびらんがある
   口内炎に似ている
   粘膜が赤くなったり、白くなったりすることがある。
   →紅板症、白板症→前癌病変の可能性もある

注意:口内炎は通常長くても2週間で治るが、持続する場合は注意が必要
   歯肉からの出血では、歯周病との区別が必要。

腫瘍マーカー

SCC抗原 1.5ng/ml以下
CA19-9  37U/ml以下

口腔癌の治療

・原発巣手術→癌の切除
・頸部郭清術→首のリンパ節転移を防ぐ
・再建手術→皮膚・骨の再建
・化学療法
 →術前化学療法(Ⅱ期以降)
・放射線療法

アズノール液

うがい薬

ケナログ軟膏

炎症を防ぎ、口内炎等の痛みを緩和

サルコート

ステロイドの噴霧薬です。ステロイドには炎症をとる強い作用がある。患部に噴霧することで、炎症による腫れや発赤、かゆみや痛みをやわらげる。

口蓋の保護床
口蓋部

口腔と鼻腔を分離している口腔上壁のこと

口内炎

アフタ性口内炎:径2mm、浅い粘膜欠損、炎症
        潰瘍としては浅く、瘢痕を残さない、7日以内に自然に治る。

壊死性唾液腺化生

 壊死性唾液腺化生と呼ばれる異常が発生することがまれにある。
 怪我から2日以内に、口蓋に直径 2.5cm位の大きく裂けた潰瘍が現れる。ただし、形状のわりには比較的痛みもなく、治療しなくても2カ月ほどで治癒する。この壊死性唾液腺化生と癌の区別は、症状に基づいて行う。生検により組織を採取して、顕微鏡検査が行われる。
 これが癌だと、壊死性唾液腺化生でできる潰瘍の大きさになるまでに長い時間がかかり、痛みも続く。 細菌が感染して、口に潰瘍ができたり、腫れてしまうことがある。 健康な人の口内に、通常存在している細菌の異常増殖や、新たに持ち込まれた細菌によって感染が起こる。
 細菌感染が歯や歯肉に広がると、感染した歯周ポケットに膿がたまる、急性の化膿性炎症が広い範囲に起こる、などの症状が出てしまう。また、細菌感染が下あごのむし歯から口底へ広がると、ルートヴィヒアンギナと呼ばれる、非常に重症の感染症を引き起こし、感染個所の腫れによって舌が押し上げられて気道を塞いでしまうことがある。 上あごの歯の感染は、脳まで届いてしまう危険性がある。