(1)混合性尿失禁とは

 尿失禁とは、不随意に尿が漏れる状態をいう。
 切迫性尿失禁、腹圧性尿失禁、混合性尿失禁、機能性尿失禁、溢流性尿失禁などに分類される。

(2)混合性尿失禁の症状

 混合性尿失禁は、くしゃみや咳等に腹圧が加わり不随意に尿が漏れる腹圧性尿失禁と膀胱の不随意収縮により強い尿意とともに尿が漏れる切迫性尿失禁の両者の症状が併存する症状である。

(3)混合性尿失禁の原因

 腹圧性尿失禁の原因としては、加齢などによる骨盤底の脆弱化が考えられる。
 切迫性尿失禁の原因としては、膀胱の不随意収縮や脊髄損傷が考えられる。

(4)混合性尿失禁の診断方法

 病歴などの調査(排尿パターンや産科および骨盤の手術歴などの調査)
 骨盤や直腸の診察。

(5)混合性尿失禁の治療方法

 膀胱訓練や骨盤筋運動、抗コリン薬と抗ムスカリン薬、α作動薬などの投与。
 膀胱拡張術、膀胱頸部挙上術などの外科手術。

弁護士 藤田 大輔